漫画『スケッチブック』を読んで驚いたこと

最近面白い漫画を読みたくて、Twitterで皆さんのオススメ漫画を教えて貰ったんですが、
早速教えて頂いた『スケッチブック』という漫画を読んでみました。

確かに面白くて、一気に最後まで気持ちよく読んでしまったんですが、
それに加えて、私的にはかなりの衝撃がありました。

ここ数ヶ月かで、ハリウッド映画を中心に観て、
面白いストーリー作りの方法を研究していました。
もちろんすごく勉強になって、
面白くて新たな発見の連続だったんですが、
まさかの、それが覆された衝撃でした(笑)

『スケッチブック』は、美術部に入部したちょっと天然な女の子と、
個性豊かな美術部員たちの日常を、四コマ漫画で描いたほのぼの漫画です。
一人一人のキャラがとても個性的で、
それぞれのキャラたちがどのように毎日を過ごしているのかを
読者として観察するのが、とっても楽しいです。

で、ハリウッド映画のストーリー構成の勉強をしていたところだったので、
『スケッチブック』のその構成に驚きました。
全て四コマなんですが、起承転結とか、オチとか、
あるにはあるけど、なんとなくあるかな?くらいの感じなんですよね。
終始ゆったりまったりしてて、オチとかよりも、
楽しい感じでキャラ達の生活を描いている。
そんな感じでした。
でも、面白くて、なんとなくずっと見ていたくなる。

こんな漫画の作り方もあるんだ~と思いました。
漫画家志望をやっていると、
なんとなくついつい、30ページくらいのストーリー漫画を
描こうとしてしまいがちな雰囲気がありますが、
もっと漫画は自由に描いていいはずですね。

この『スケッチブック』の面白さは、
個性的なキャラ、です。
それだけがこの漫画の面白さのほとんどを占めているんですが、
その一つでこれだけ面白くなるんですね。
本当に驚きです……。
シンプルイズベストっていう言葉を思い出しました。

漫画っていうジャンルは、
ぱっと見てすぐ分かるというすごい長所を持っているけど、
あまり長いストーリーが詰め込めないという欠点があります。
例えば小説と比べるとわかるんですが、
私は漫画のプロットを小説のように文字で書くのですが、
30ページくらいの漫画だと、
小説で言えば、ショートショートくらいの情報しか入りません。
下手したらもっと短いかも、といった感じ。

だから、ストーリー構成も確かにひとつの面白さを伝える方法だけれど、
面白さを伝える方法は、ストーリー構成だけではないんだな、と思いました。

漫画は、一人一人の描き手がそれぞれ思っている、
「これが面白い!」というものを分かりやすく伝えようとして出来るものです。
それを伝える方法は、ストーリー構成だけではなく、
色々な方法があるのですね。

ちなみに、何かしらストーリーが入っていた方が、
面白さは増すのですが、完璧なストーリー構成に
こだわらなくてもいいわけです。

この漫画を読んで、このことに気づかされたので、
私にとってはすごく衝撃的だったのでした(笑)


他にも皆さんに色々オススメ漫画を教えて貰ったので、
ちょっとずつ読んでいきたいです。


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