カテゴリー: ストーリー作り

2つの文章の書き方テクニック

私は昔から文章が好きで、たまにごくごく短い小説などを書いていたのですが、
全てを感覚と勢いのみで書いていたので、
物凄く気合いと集中力が必要だったり、長い文章が全く書けなかったり、
構成がさっぱりだったり、そのせいで途中で挫折する、という事が多かったのです・・・。

でも最近すごく役に立つ本を見つけて、
それから文章を書く時は、その本を傍らに置いて参考にしながら書いています。

そのおかげで、こうやってこのブログの文章も
ある程度分かりやすく、長くも書けるようになったし、
だいぶ落ち着いて文章を綴れるようになっています。
文章初心者の私でも、かなり分かりやすくて、すぐに実践できるのが本当に有り難いです。


その本の中で、私が特に参考になっている
文章を書くテクニックを、2つほど紹介してみます。


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①5W1Hを意識して書く
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読み手に何かを伝えるには、ある程度まとまったボリュームのある文章が必要です。
でも、文章を数行書いただけで立ち止まってしまう、
「文章初心者」のための基本のテクニック。
それがこの ”5W1H” を意識して書く、というものです。

”5W1H” とは、

「いつ(When)」
「どこで(Where)」
「誰が(Who)」
「何を(What)」
「なぜ(Why)」
「どのように/どうした(How)」

と、これを略して”5W1H” と呼んでいます。


例えば、「猫を見た」ということを人に伝えようとするとします。
その時、まずこういう文を書きますよね。


「猫を見た」


ごくごく短い簡単な文章です。
ですが、これでは相手に詳細が全く伝わりません。

これに、”5W1H” を加えると、一気にこんな文章に膨らみます。


「きのう、飲み屋街の路地で1匹の猫に目を奪われた。
その猫は青みがかった淡いグレーの毛に覆われ、目がエメラルドグリーンだった。
ビールの空き箱の上に前足をそろえて座っている姿は、
その界隈の雑然とした雰囲気とはかけ離れていて高貴な雰囲気を漂わせていた。」


どうでしょうか。
まるでその人が見たその時の情景が目に浮かぶくらいに、
描き手の情報を受け取れるようになったと思います。

こんなふうにして、この”5W1H”を意識して書くと、
何でもないようなごく短い単文が、
イメージ豊かに膨らんでいくのですね。



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②起承転結に当てはめて書く
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長い文章は、感覚だけで書こうとすると、
前述したように、物凄く気合いと集中力が必要なため
途中で挫折してしまうという事態になりがちです。

でも、そうは言っても小難しいことはとてもできない・・・、
という私にすごく役に立ったのが、これでした。

なんとなく「起承転結」を作っておいて、
それに従って、先ほど紹介した①のテクニックを使い
内容を分かりやすく膨らませながら書くという方法は、
文章初心者の自分にとっては、簡単だしすぐ実践できて効果的でした。

今、まさにこの記事の文章でもそれを実践して書いているのですが、
この記事を書く前に作って今見ながら書いている、
ごく簡単な起承転結文を載せてみます。

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起:私は昔から文章が好きでたまに短い小説などを書いていたのですが、全てを感覚のみで書いていたので、長い文章が書けなかったり、途中で挫折したり、構成とかがさっぱりでした。

承:きっかけはブログの文章を分かりやすく伝わるように書く事だったのですが、詳しい人が幾つか文章スキル向上の為の本を紹介していたのですが、その中にこの本がありました。

転:それから文章を書く時はいつもこの本を参考にしながら書いている。この本の特に参考になっている2つをを紹介。5W1H、起承転結

結:文章が書けると、世界が広がりますね。頭の中の想像の世界も、文章によって伝える事ができるから、私は文章というものは素晴らしいと思うし大好きだ。
———————–

因みに、「起承転結」の各意味を簡単に書いておきます。

起:物語の始まり
承:始まりの続き
転:逆転が起こる
結:結果

・・・という内容ですが、
私はあまり厳密に考えると頭が混乱してくるので、
なんとなく当てはめればいいや、という気楽さで作っています。



こんな感じで、「起承転結」をあらかじめ作っておくと、
文章全体のある程度の指標になって、とても文章が書きやすいです。
気持ちも、特に気合いを入れなくてもいいので、ゆるく書けて楽ちんです。

ただこれを見せたせいで、「結」に当たるこの記事の最後の締めくくり方も、
ネタバレになってしまいましたが・・・(笑)
予定通り、従って書きます(笑)




以上、この本の中の2つの文章の書き方のテクニックを紹介してみましたが、
この2つを知っただけでも、かなり実践的で取り組みやすいので
これを使えば文章が今までより書けるようになるのではないかなと思います。

伝わりやすい文章が書けると、世界が広がりますよね。
いつも想像を巡らし、自分の頭の中にある情景や想像の世界も、
文章を使う事で伝える事ができるから、
私はだから文章というものが、とても大好きだし素晴らしいと思うのです。



ちなみに今回紹介させて頂いた本はこれでした^^
もし気になったら手に入れてみるのも良いかも知れません。

『しっかり!まとまった!文章を書く』前田 安正 (著)

1ページ漫画の描き方

1ページ漫画の描き方

「漫画を描いてみたいけど、描き方が分からない・・・」

と思っている方って、もしかしたら結構沢山いらっしゃるのではないでしょうか。


最近私は、上の画像のような1ページだけの漫画を描いて
TwitterでUPすることが多いのですが、
1ページ漫画、とても良いです。

何が良いかって、思いついたちょっとしたシーンをすぐに形にすることができるし、
気張らずに気楽に描いて、短時間で完成させられるからです。
長い漫画は、完成させるのに物凄い気力と労力が必要なので・・・。

なので今回は、その1ページ漫画の制作手順を今回は公開してみようと思います。
あくまで自分流の手順ですが、何か手掛かりになれたらいいなあと思います。


CLIP STUDIOは、イラストだけでなく漫画の機能が充実しているので、
漫画を簡単に描くことができます。
というか本来漫画を描く専用のソフトなので、漫画を描かないと勿体ない!
1ページ漫画は気楽に挑戦できるので、是非参考にして貰えたらと思います。

ちなみにここでは ”手順” だけなので、CLIP STUDIOでの枠線の引き方や、
詳細なソフトの使い方などは、割愛しています。




<1ページ漫画の制作手順>


①セリフを入れる。

まずは、頭の中で描きたいシーンを思い浮かべます。
思い浮かんだら、CLIP STUDIOで1ページ原稿を作って、
文字ツールで、入れたいセリフを順番が分かるように適当な場所に打ちます。
※この画像は完成後に撮影したものなので、
すでにセリフの場所がコマ割りに合わせて移動されています。




②ラフを描く。

次に、下描きレイヤーを作り、コマ割りを含めラフイメージを描きます。
セリフの場所を動かしながら、描いていきます。



③枠線を描く。

枠線ツールを使い、ラフに合わせて枠線を描きます。
※この画像は完成後に撮影したものなので、
枠線の一部が消されていますが、本来この段階では消しません。



④吹き出しを描く。

吹き出し用に1枚レイヤーを作って、
セリフに合わせて、ペンで吹き出しを描きます。



⑤線画を描く。

ペンツールで線画を描きます。
私はラフから線画を描いてしまうことが多いですが、
もう1段階下描きをしたい場合は、
下描きレイヤーを増やし細かい下描きをしてから線画を描いてください。

画像のような感じで、修正しやすいように、
登場人物ごとや背景などでレイヤーを分けて描くと、気が楽です。



⑥線画を完成させる。

描き文字を入れたり、
枠線レイヤーをラスタライズして絵と重なる部分を消したりして、
線画を完成させます。



⑥スクリーントーンを貼る。

スクリーントーンツールでスクリーントーンを貼って完成です。




・・・このように、1ページ漫画なら、
わりと感覚的に短い時間で漫画として形にすることができるので、
漫画を描いたことの無い方も、是非気軽に挑戦してみて欲しいと思います^^

CLIP STUDIOのお陰で、かなり漫画制作が身近なものになってきて嬉しいですね。

プロットの書き方

ストーリーものを創作する時には、”プロット”というものをまず作るのが基本です。

けれど、”プロット”とは何か?
一体どういうものなのか?
調べても、人に聞いても、その正体はボヤッとしていて掴めず、
よく分からなくて悩んでいた時期がありました。


『”プロット”とは・・・物語の筋、仕組み、あらすじのこと』

というのが、インターネットで調べると出てくる説明です。
人に聞いても、だいたいこれしか分からないので、
正直言って本当に具体的にどのようにプロットというものを作っていくのかが
全然想像が出来ず、わからなかったです・・・。


でもなんやかんやありまして、今はプロットというものが分かりました。

上の説明に少し修正をすると、

『”プロット”とは・・・物語の筋、仕組み、あらすじのこと。人それぞれに作り方が違う。』

ということでした。

そう・・・人それぞれに作り方が違うために、
その正体がボヤッとしていたわけですね。

要するに、どんな形でも良いから、自分のやりやすい方法で、
ストーリーの大筋を作っておくということです。
それが”プロット”の正体でした。



ですが・・・、人は自由過ぎると、逆に動けなくなるものです。
なので、どんなプロットの形があるか、簡単にですが例として幾つか挙げておきますね。

・ジブリのイメージボードのように、絵で重要なシーンを描く。
・セリフや簡単な状況を文章で書く。
・時系列に出来事を書いておく。
・映画などの脚本のように”箱書き”という方法でシーンごとの出来事を書く。
・全て頭の中だけで作る。見える形にはしない。

などなど・・・。
思いつく限り例を出してみましたが、
もちろんこれだけではなく、自分に合ったやりやすい方法を
ゆっくり探していくのが良いと思います。



ちなみに私は上の例として出した中の、
・セリフや簡単な状況を文章で書く。
という方法でプロットを作っています。
文章はパソコンで打ちます。
色々模索してきましたが、この方法が自分に一番合っているみたいで気に入っています。

実際にどのように書いているか、参考までに載せておきますね。


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アダルトリオゴン学園パロ



1 出会い


小学校から高等学校まである学校。ゴンは中一、ヒソカは素行不良の高三。季節は春、新しい学年の始まり。

そんな明るい未来の始まりの季節だというのに、ゴンは不運に見舞われた。今まで学校へは、家から通っていたのだが、家が火事で燃えてしまい、学校の寮に入ることになったのだった…。

今日は進級式で、学校は午前中のみ式だけで終わりだった。式が終わると、ゴンは学生寮に入る為、支持されている寮玄関前に急いで向かう。「こんにちは。ゴン、だね?」玄関前に着くと、黒髪の背の高い先輩らしき人が待ってくれていて、声を掛けられた。

「こんにちは。はい、俺がゴンです」ゴンは、少し緊張しながら挨拶を返す。「俺はクロロ。君に寮の案内をするように言われている。俺も寮生だから、これからちょくちょく会うかもしれないけど、よろしくな」クロロと名乗る黒髪の男はそう言ってニッコリと笑った。

・・・・

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と、このような感じで書いています。
少々恥ずかしいですが・・・(笑)

何かの手がかりになれましたら幸いです^^

感情が心を動かす

感情が心を動かす

友人の今日のブログ日記に、強く心を打たれた。

その友人は、昨日とても悲しいことがあって落ち込んでいた。
自分の気持ちを理解して貰えない故に、
不当に、無意識に、傷付けられてしまった。

彼女は何故だか自分と似ている部分が多くあり、
私は彼女の気持ちがいつも手に取るように分かる。


彼女は、その傷ついた気持ちを、ストレートにブログの日記にぶつけた。
複雑な気持ちを、状況を、分かって貰えない悲しさ、怒りの気持ち・・・。

それを読んで私は、痛みを自分のもののようにも感じる程に、心打たれた。



少し前に私は、人の心は、
“理論”ではなく、”感情”によって動くものだと学んでいた。

そう学んでから、その事は頭では分かっていたけれど、
今日初めて、
「ああ・・・、これが感情によって人の心が動くってことか・・・」
と、実感という形でようやく身に染みた気がした。



ふと私は思った。
自分を振り返り、こういうブログの記事もそうだけど、
ちゃんと感情を込めてストーリーを作っていただろうか・・・? と。

最近私は、今まさにこの記事を書いている今も、
まずは”起承転結”の構成を考えてから、話を展開するようにしている。

漫画のストーリーを考える時、
プロットというストーリーの大まかな流れを作るのだけど、
その時も感情というよりは、
いつも、つじつま合わせなどの論理的な方面に
尽力しているような気がした。


私は絵を描くスピードはわりと早い方なのもあって、
絵を描く時は感情を込めることを意識してるのだけど、
ストーリー作りとか、少々時間がかかる作業には、
感情を込めることを、ちゃんと意識してできていないのではないかなと思った。



“感情が心を動かす”


創作する上で、このことは、
常に頭に留めておきたいことの一つだと、私は今日改めて思い直した。