カテゴリー: 講座

2つの文章の書き方テクニック

私は昔から文章が好きで、たまにごくごく短い小説などを書いていたのですが、
全てを感覚と勢いのみで書いていたので、
物凄く気合いと集中力が必要だったり、長い文章が全く書けなかったり、
構成がさっぱりだったり、そのせいで途中で挫折する、という事が多かったのです・・・。

でも最近すごく役に立つ本を見つけて、
それから文章を書く時は、その本を傍らに置いて参考にしながら書いています。

そのおかげで、こうやってこのブログの文章も
ある程度分かりやすく、長くも書けるようになったし、
だいぶ落ち着いて文章を綴れるようになっています。
文章初心者の私でも、かなり分かりやすくて、すぐに実践できるのが本当に有り難いです。


その本の中で、私が特に参考になっている
文章を書くテクニックを、2つほど紹介してみます。


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①5W1Hを意識して書く
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読み手に何かを伝えるには、ある程度まとまったボリュームのある文章が必要です。
でも、文章を数行書いただけで立ち止まってしまう、
「文章初心者」のための基本のテクニック。
それがこの ”5W1H” を意識して書く、というものです。

”5W1H” とは、

「いつ(When)」
「どこで(Where)」
「誰が(Who)」
「何を(What)」
「なぜ(Why)」
「どのように/どうした(How)」

と、これを略して”5W1H” と呼んでいます。


例えば、「猫を見た」ということを人に伝えようとするとします。
その時、まずこういう文を書きますよね。


「猫を見た」


ごくごく短い簡単な文章です。
ですが、これでは相手に詳細が全く伝わりません。

これに、”5W1H” を加えると、一気にこんな文章に膨らみます。


「きのう、飲み屋街の路地で1匹の猫に目を奪われた。
その猫は青みがかった淡いグレーの毛に覆われ、目がエメラルドグリーンだった。
ビールの空き箱の上に前足をそろえて座っている姿は、
その界隈の雑然とした雰囲気とはかけ離れていて高貴な雰囲気を漂わせていた。」


どうでしょうか。
まるでその人が見たその時の情景が目に浮かぶくらいに、
描き手の情報を受け取れるようになったと思います。

こんなふうにして、この”5W1H”を意識して書くと、
何でもないようなごく短い単文が、
イメージ豊かに膨らんでいくのですね。



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②起承転結に当てはめて書く
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長い文章は、感覚だけで書こうとすると、
前述したように、物凄く気合いと集中力が必要なため
途中で挫折してしまうという事態になりがちです。

でも、そうは言っても小難しいことはとてもできない・・・、
という私にすごく役に立ったのが、これでした。

なんとなく「起承転結」を作っておいて、
それに従って、先ほど紹介した①のテクニックを使い
内容を分かりやすく膨らませながら書くという方法は、
文章初心者の自分にとっては、簡単だしすぐ実践できて効果的でした。

今、まさにこの記事の文章でもそれを実践して書いているのですが、
この記事を書く前に作って今見ながら書いている、
ごく簡単な起承転結文を載せてみます。

———————-
起:私は昔から文章が好きでたまに短い小説などを書いていたのですが、全てを感覚のみで書いていたので、長い文章が書けなかったり、途中で挫折したり、構成とかがさっぱりでした。

承:きっかけはブログの文章を分かりやすく伝わるように書く事だったのですが、詳しい人が幾つか文章スキル向上の為の本を紹介していたのですが、その中にこの本がありました。

転:それから文章を書く時はいつもこの本を参考にしながら書いている。この本の特に参考になっている2つをを紹介。5W1H、起承転結

結:文章が書けると、世界が広がりますね。頭の中の想像の世界も、文章によって伝える事ができるから、私は文章というものは素晴らしいと思うし大好きだ。
———————–

因みに、「起承転結」の各意味を簡単に書いておきます。

起:物語の始まり
承:始まりの続き
転:逆転が起こる
結:結果

・・・という内容ですが、
私はあまり厳密に考えると頭が混乱してくるので、
なんとなく当てはめればいいや、という気楽さで作っています。



こんな感じで、「起承転結」をあらかじめ作っておくと、
文章全体のある程度の指標になって、とても文章が書きやすいです。
気持ちも、特に気合いを入れなくてもいいので、ゆるく書けて楽ちんです。

ただこれを見せたせいで、「結」に当たるこの記事の最後の締めくくり方も、
ネタバレになってしまいましたが・・・(笑)
予定通り、従って書きます(笑)




以上、この本の中の2つの文章の書き方のテクニックを紹介してみましたが、
この2つを知っただけでも、かなり実践的で取り組みやすいので
これを使えば文章が今までより書けるようになるのではないかなと思います。

伝わりやすい文章が書けると、世界が広がりますよね。
いつも想像を巡らし、自分の頭の中にある情景や想像の世界も、
文章を使う事で伝える事ができるから、
私はだから文章というものが、とても大好きだし素晴らしいと思うのです。



ちなみに今回紹介させて頂いた本はこれでした^^
もし気になったら手に入れてみるのも良いかも知れません。

『しっかり!まとまった!文章を書く』前田 安正 (著)

1ページ漫画の描き方

1ページ漫画の描き方

「漫画を描いてみたいけど、描き方が分からない・・・」

と思っている方って、もしかしたら結構沢山いらっしゃるのではないでしょうか。


最近私は、上の画像のような1ページだけの漫画を描いて
TwitterでUPすることが多いのですが、
1ページ漫画、とても良いです。

何が良いかって、思いついたちょっとしたシーンをすぐに形にすることができるし、
気張らずに気楽に描いて、短時間で完成させられるからです。
長い漫画は、完成させるのに物凄い気力と労力が必要なので・・・。

なので今回は、その1ページ漫画の制作手順を今回は公開してみようと思います。
あくまで自分流の手順ですが、何か手掛かりになれたらいいなあと思います。


CLIP STUDIOは、イラストだけでなく漫画の機能が充実しているので、
漫画を簡単に描くことができます。
というか本来漫画を描く専用のソフトなので、漫画を描かないと勿体ない!
1ページ漫画は気楽に挑戦できるので、是非参考にして貰えたらと思います。

ちなみにここでは ”手順” だけなので、CLIP STUDIOでの枠線の引き方や、
詳細なソフトの使い方などは、割愛しています。




<1ページ漫画の制作手順>


①セリフを入れる。

まずは、頭の中で描きたいシーンを思い浮かべます。
思い浮かんだら、CLIP STUDIOで1ページ原稿を作って、
文字ツールで、入れたいセリフを順番が分かるように適当な場所に打ちます。
※この画像は完成後に撮影したものなので、
すでにセリフの場所がコマ割りに合わせて移動されています。




②ラフを描く。

次に、下描きレイヤーを作り、コマ割りを含めラフイメージを描きます。
セリフの場所を動かしながら、描いていきます。



③枠線を描く。

枠線ツールを使い、ラフに合わせて枠線を描きます。
※この画像は完成後に撮影したものなので、
枠線の一部が消されていますが、本来この段階では消しません。



④吹き出しを描く。

吹き出し用に1枚レイヤーを作って、
セリフに合わせて、ペンで吹き出しを描きます。



⑤線画を描く。

ペンツールで線画を描きます。
私はラフから線画を描いてしまうことが多いですが、
もう1段階下描きをしたい場合は、
下描きレイヤーを増やし細かい下描きをしてから線画を描いてください。

画像のような感じで、修正しやすいように、
登場人物ごとや背景などでレイヤーを分けて描くと、気が楽です。



⑥線画を完成させる。

描き文字を入れたり、
枠線レイヤーをラスタライズして絵と重なる部分を消したりして、
線画を完成させます。



⑥スクリーントーンを貼る。

スクリーントーンツールでスクリーントーンを貼って完成です。




・・・このように、1ページ漫画なら、
わりと感覚的に短い時間で漫画として形にすることができるので、
漫画を描いたことの無い方も、是非気軽に挑戦してみて欲しいと思います^^

CLIP STUDIOのお陰で、かなり漫画制作が身近なものになってきて嬉しいですね。

プロットの書き方

ストーリーものを創作する時には、”プロット”というものをまず作るのが基本です。

けれど、”プロット”とは何か?
一体どういうものなのか?
調べても、人に聞いても、その正体はボヤッとしていて掴めず、
よく分からなくて悩んでいた時期がありました。


『”プロット”とは・・・物語の筋、仕組み、あらすじのこと』

というのが、インターネットで調べると出てくる説明です。
人に聞いても、だいたいこれしか分からないので、
正直言って本当に具体的にどのようにプロットというものを作っていくのかが
全然想像が出来ず、わからなかったです・・・。


でもなんやかんやありまして、今はプロットというものが分かりました。

上の説明に少し修正をすると、

『”プロット”とは・・・物語の筋、仕組み、あらすじのこと。人それぞれに作り方が違う。』

ということでした。

そう・・・人それぞれに作り方が違うために、
その正体がボヤッとしていたわけですね。

要するに、どんな形でも良いから、自分のやりやすい方法で、
ストーリーの大筋を作っておくということです。
それが”プロット”の正体でした。



ですが・・・、人は自由過ぎると、逆に動けなくなるものです。
なので、どんなプロットの形があるか、簡単にですが例として幾つか挙げておきますね。

・ジブリのイメージボードのように、絵で重要なシーンを描く。
・セリフや簡単な状況を文章で書く。
・時系列に出来事を書いておく。
・映画などの脚本のように”箱書き”という方法でシーンごとの出来事を書く。
・全て頭の中だけで作る。見える形にはしない。

などなど・・・。
思いつく限り例を出してみましたが、
もちろんこれだけではなく、自分に合ったやりやすい方法を
ゆっくり探していくのが良いと思います。



ちなみに私は上の例として出した中の、
・セリフや簡単な状況を文章で書く。
という方法でプロットを作っています。
文章はパソコンで打ちます。
色々模索してきましたが、この方法が自分に一番合っているみたいで気に入っています。

実際にどのように書いているか、参考までに載せておきますね。


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アダルトリオゴン学園パロ



1 出会い


小学校から高等学校まである学校。ゴンは中一、ヒソカは素行不良の高三。季節は春、新しい学年の始まり。

そんな明るい未来の始まりの季節だというのに、ゴンは不運に見舞われた。今まで学校へは、家から通っていたのだが、家が火事で燃えてしまい、学校の寮に入ることになったのだった…。

今日は進級式で、学校は午前中のみ式だけで終わりだった。式が終わると、ゴンは学生寮に入る為、支持されている寮玄関前に急いで向かう。「こんにちは。ゴン、だね?」玄関前に着くと、黒髪の背の高い先輩らしき人が待ってくれていて、声を掛けられた。

「こんにちは。はい、俺がゴンです」ゴンは、少し緊張しながら挨拶を返す。「俺はクロロ。君に寮の案内をするように言われている。俺も寮生だから、これからちょくちょく会うかもしれないけど、よろしくな」クロロと名乗る黒髪の男はそう言ってニッコリと笑った。

・・・・

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と、このような感じで書いています。
少々恥ずかしいですが・・・(笑)

何かの手がかりになれましたら幸いです^^

感情が心を動かす

感情が心を動かす

友人の今日のブログ日記に、強く心を打たれた。

その友人は、昨日とても悲しいことがあって落ち込んでいた。
自分の気持ちを理解して貰えない故に、
不当に、無意識に、傷付けられてしまった。

彼女は何故だか自分と似ている部分が多くあり、
私は彼女の気持ちがいつも手に取るように分かる。


彼女は、その傷ついた気持ちを、ストレートにブログの日記にぶつけた。
複雑な気持ちを、状況を、分かって貰えない悲しさ、怒りの気持ち・・・。

それを読んで私は、痛みを自分のもののようにも感じる程に、心打たれた。



少し前に私は、人の心は、
“理論”ではなく、”感情”によって動くものだと学んでいた。

そう学んでから、その事は頭では分かっていたけれど、
今日初めて、
「ああ・・・、これが感情によって人の心が動くってことか・・・」
と、実感という形でようやく身に染みた気がした。



ふと私は思った。
自分を振り返り、こういうブログの記事もそうだけど、
ちゃんと感情を込めてストーリーを作っていただろうか・・・? と。

最近私は、今まさにこの記事を書いている今も、
まずは”起承転結”の構成を考えてから、話を展開するようにしている。

漫画のストーリーを考える時、
プロットというストーリーの大まかな流れを作るのだけど、
その時も感情というよりは、
いつも、つじつま合わせなどの論理的な方面に
尽力しているような気がした。


私は絵を描くスピードはわりと早い方なのもあって、
絵を描く時は感情を込めることを意識してるのだけど、
ストーリー作りとか、少々時間がかかる作業には、
感情を込めることを、ちゃんと意識してできていないのではないかなと思った。



“感情が心を動かす”


創作する上で、このことは、
常に頭に留めておきたいことの一つだと、私は今日改めて思い直した。

アナログ線が表現できる『CLIP STUDIO』

アナログ線が表現できる『CLIP STUDIO』

最近よく聞く『CLIP STUDIO』。
少し前に買ってちょこちょこ使っているのですが、かなり面白いです。

CLIP STUDIOとは、漫画やイラストを描くことができるペイントソフトです。
パソコン用のソフトでしたが、iPad用も出たそうで、巷で盛り上がっているソフトです。


CLIP STUDIOで、特に何が面白いかと言うと、
アナログにかなり近い線を表現できる所です。


私は長年絵や漫画を描いていて、
ずっと線画は、漫画用の付けペンにインクを付けて描いていました。
紙のざらざら感、付けペンとインクのランダム性・・・。
特に丸ペンがお気に入りで使っていて、それが表現する線が大好きなのです。
そういう気持ちがあって、線にはかなりのこだわりがありました。

なので、何年か前に作業の大半をデジタル化したものの、
デジタルでの理想の線の表現が不可能だったため、
線画まではアナログで描き、それをスキャナでパソコンに取り込んでから、
彩色なりトーン貼りなりをする、という手順で描くことが多かったのです。

ちなみに、これでも色々なソフトを持って使ってきています。
SAI、フォトショップ、ペインター、
あとCLIP STUDIOの旧版のCOMIC STUDIOも使っていました。
それでも、私の理想に近い線を表現することはできなかったので、
デジタルでは無理なんだな・・・と完全に諦めていたんです。


ところが・・・。

このCLIP STUDIOを使ってびっくり。

あくまで自分目線にはなりますが、
自分的に満足できるレベルの、アナログに近い線表現ができるのですね・・・。

「このソフト神だな・・・」
と思いました・・・。

それに、私はまだいじり始めたばかりですが、
カラーイラストの彩色も、水彩ブラシや油彩ブラシなどもすごく使いやすくできていて、
漫画機能だけでなく、カラーイラストも網羅していてすごいですね。

絵を描く方達の間でよく話題になっている理由がよく分かりました。



元からソフトに入っているペンやブラシのままでも充分使えるのですが、
他にもオリジナルのペンやブラシを、ソフトを愛用する方達が無料で多く提供してくれています。
ありがたい・・・。


それで、私が感動したアナログっぽい線画用のペンは、
『ガサ伽サ線画ペン』という無料で配布されているペンです。

参考までに幾つかこのペンで線画を描いたイラスト・漫画を貼っておきますね。
デジタルで描いているのに、ガサガサ感が絶妙で、丸ペンで描いているような描き心地です。
自分的には、もうこのペンで描けば、アナログ丸ペンで描く必要が無いという位の優れものでした。

旅団ゴン 盗んだ林檎
殺人練習クロロ
雪のクロゴン
早くココまでおいで


また、こちらも無料でダウンロードさせて貰ったペンですが、
鉛筆でカリカリと線画を描いている感触で、これも気に入っています。
『カリカリメカニカル / dp-MechPencil』

このペンで線画を描いたイラストも貼っておきますね。

幸せなクラゴン


こんな感じで、無料配布のペンがレベル高くてすごかったです。


配布されているペンや素材は、CLIP STUDIOを開いて『素材を探す』という所から
検索して探すことができます。
色々な素材が配布されているので、見ているだけでかなり楽しいです。


まだまだこのソフトの可能性を知り尽くしてはないのですが、
これからもこのCLIP STUDIO、研究して使い倒していきたいですね。

参考になれれば幸いです^^*

『痛み』イラストメイキング

『痛み』イラストメイキング

こんにちは^^
今日は先日描いた『痛み』というお題イラストのメイキングを載せてみます。
覚え書きとしてプチメイキング的な感じで……。
せっかく持っているPainterXが宝の持ち腐れにならないように、
ちょっとずつでも使い慣れていけたらいいなあ。
参考になるか分からないですが、何か役に立てたら嬉しいです。


①百均の落書き帳に鉛筆で描いて丸ペンでペン入れをしたものを、
スキャナーでパソコンに取り込み、フォトショップのレベル補正で綺麗にしたところです。
痛み01
②PainterXにて、線画で間違えてたりで重ね描きしている余計な線などを消して、
用紙テクスチャを荒目チャコールペーパー(確か…)に設定し、
乗算レイヤーを上に一枚作り、チョークブラシの角チョークで適当に塗り潰しました。
痛み02
③先ほどの乗算レイヤーに、同じく角チョークで
肌や水着や髪の毛のベースカラーを手塗りでべた塗り。
痛み03
④同じレイヤーに同じく角チョークで、
影とか赤みとかを書き足しました。
痛み04
⑤はみ出した部分を、同レイヤー上・角チョークで
多少汚くなっても上から塗り潰すようにして目立たなくして、
最後に良い具合の構図になるようにカットして完成です。
痛み05

今回の絵は角チョークブラシのみを使って塗ってみました。
ペインターはデジタルだけどアナログっぽい絵になるところがとても楽しいです。
ブラシの数とか機能がありすぎて全然使いこなせないけど…^^;
でも可能性があって夢が広がりますね。

それでは、また!

要素分解という考え方

こんにちは。
今日もセミたちが元気に鳴いています。
お盆休みにも入り、夏真っ盛りですね。

最近、とても役に立つ考え方を知ったので、
ぜひ皆にも伝えたいと思い、書いてみたいと思います。
“要素分解”
という考え方です。


漫画や創作をしていると、困りごとが度々起こります。
例えば、

・漫画が描き上がらない
・ネームが描けない、進まない
・小説が途中で止まってしまう
・プロットが作れない
・ストーリーが途中から思いつかない

などなど。
創作をしている私たちにとっては、
よく直面する困りごとなのではないかと思います。

“要素分解”の考え方は、そういった時に役立ちます。


“要素分解”とは、
一つの物事が頭の中だけでは整理がつかない時に、
物事を要素ごとに分解することです。

具体的な例を上げてみますね。

最近私はブログの文章を書くときに、
この要素分解を使い始めたのですが、
今回、実はこの要素分解についての記事を書くに当たって、
下記の要素をあらかじめ準備してから書きました。

『要素分解という考え方』
1.要素分解についてさわり
2.度々ある創作での困り事
3.要素分解とは?
4.創作への応用

今まで最初から最後まで頭の中で浮かんだことを文章にしていたので、
ちょっと文章が分かりにくいなあと思うことがあったのと、
行き当たりばったりで書くとどう書いたらいいのか分からなくて
書きたくても書けないことも多かったのです。

でも何かを伝えたいと思ったとき、
実際に書き始める前にこうやって簡単に記事の構成(項目)を作っておくことで
文章がより分かりやすく、楽に書けるようになりました。
・・・どうでしょうか?
以前と比べて、かなり違ってきたと思います。


これはブログ記事についてですが、
創作でも同じ原理が使えますね。
ようは、自分にとってハードルが高いと思ったら、
要素分解を使って、さらに段階を踏めばいいわけです。

・漫画が描き上がらない
 →プロット&ネームで道を作ってから漫画原稿を書く
・ネームが描けない、進まない
 →プロット(要素分解)でだいたいの道を示してからネームを書く。
・小説が途中で止まってしまう
 →書きたいことをあらかじめ簡単に要素として書いておく(プロット)
・プロットが作れない
 →より大きい要素でプロットを作ってから、細かいプロットを作る
・ストーリーが途中から思いつかない
 →他の人の作品を要素分解してみて、構成を分析し参考にする


“要素分解”。
この考え方は色々なところに使えるはずです。
もしあなたが悩んだとき、解決方法のひとつとして
思い出してもらえれば幸いです。


ではでは、また!
何かご意見ご質問などありましたらお気軽にコメント下さい^^

イラストレーターになる方法

久しぶりの更新です。
暑い日々が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、室温が33℃になると頭が痛くなって熱中症になるということに去年気づいて、
早めに保冷アイテムとかクーラーで調整するようにしています。
皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけください!

Twittarを覗いていると、「イラストレーターになりたい」とか、
「イラストレーターになるのが夢」と書かれている方を時々見かけます。
私は、数年前からイラストレーターとしてイラストの仕事をさせて貰っていて、
一応イラストレーターという立場にいるので、なり方を知らない方に向けて、
プロのイラストレーターになる方法について書いてみたいと思います。

さて、プロのイラストレーターとは、具体的には何を指すのでしょうか?
答えは単純で、イラストを描いてお金を貰う、ということです。
イラストを仕事にするということですね。
このことは、難しいと考えてしまいがちなのですが、
実は案外簡単なことだったりします。

世の中には、自分は絵を描けないから、代わりに絵を描いて欲しい、
という人が結構沢山います。
お金をいくらか払ってでもお願いしたい、という人です。
個人レベルでもあるし、企業や団体の場合もあります。
例えば、小説を書いて本を出したいんだけどそれに挿絵を入れたい、とか、
会社のパンフレットにイラストを入れたい、とか、
今度開催するイベントでTシャツを作りたいがそのイラストが欲しい、……などなど。
そういった望みを抱えている人が、沢山いるのです。

そこで、彼らはどうするのかというと、
インターネット上には、そういった要望を持つ人たちと、
イラストが描ける人たち(イラストレーター)を繋げてくれる、
仲介サイトのようなものがあり、そこで自分の望んでいるイラストレーターを探して、
イラストを描いて貰うのです。
イラストレーター側はそこで仕事を貰い、イラストを描いて、納品後お金を貰います。

そういった仲介サイトは、探せばいくつもあるかと思いますので、
興味があれば色々探してみるのもいいかと思いますが、
今回は分かりやすくシンプルにということで、おすすめのサイトを一つ紹介します。
ちなみに私もここで仕事をさせて貰っています。

Skillots(スキロッツ)「頼みたい」と「頼まれたい」をつなぐソーシャルサービス

私は漫画やコミック調のイラストを得意としているのですが、
たぶんこのブログを読んで下さっている方は、そういう方が多いんじゃないかと思います。
このスキロッツは漫画やコミック調のイラストの仕事が比較的多いので、
その点でおすすめです。

こちらにクリエイターとして登録をしておくと、
仕事を受注できるようになり、イラストレーターとしてデビューができます。
でも、登録しておくだけではなかなか仕事の相談が来ないので、
募集している案件をこまめに見て、やりたい仕事に積極的に応募するのが良いです。
仕事を募集しているお客さんは、
応募してくれたクリエイターの見積もりや作品例などを参考にして、
ニーズにぴったりなクリエイターを選び、仕事を依頼します。

Skillots/漫画やイラストの募集中案件


もしかしたら、こう思う人がいるかもしれません。
「自分はまだまだ技術が足りないから仕事にするのは早いかな……」
その気持ちはよく分かります。
私も前はそう思っていました……。
でも、ある時ふと思いました。
「技術を充分習得した」と思うときは、果たして来るのだろうか? と。
否。
イラストレーター、漫画家、その他クリエイターにとって、
きっとそう思うことはおそらく一生涯無いのだと思います。
私たちは一生涯、決して満足すること無く、その技を磨き続けるのだと思います。
それがクリエイターというものではないでしょうか。

それでも不安があるなら、こちらも参考までに見てみると良いかもしれません。

Skillots/最近完了した案件

上記をご覧頂けば分かるように、ある程度の技術があれば、
プロとして仕事を受注することが可能です。
上記を見た上でもやっぱりまだ自分の技術が足りないと感じる場合は、
もう少しスキルを上げるのに専念しても良いでしょう。
でもせっかくだから自分の作品例も載せて、クリエイターとして登録しておけば、
もしかしたら自分の画風を気に入ってくれる人が声をかけてくれるかもしれませんので、
とりあえず登録だけでもしておくのはおすすめです。

ただ実績を積まないとランキング下位のままで、お客さんの目になかなか入ってこないので、
相談が来なくても自信をなくさなくて大丈夫です。
私も募集案件に応募してない時は、常連さん以外はほぼ声がかかることはありませんので(笑)

クリエイターとして登録したら、
ぜひガンガン見積もり募集案件に見積もり応募してみてください。
そして初めてのイラストの仕事を受注することができ、納品し、お金が支払われたら、
あなたはもうプロのイラストレーターになったということです。

あとはもうたくさん仕事を受けて、
イラストレーターとしてどんどん実績を積んでいってください。
仕事をすればするほど、自分の描けるものの幅も広がって、
どんどんできそうな仕事も増えていくと思います。
ゲームイラストとか、トレーディングカードのイラスト、キャラクターデザインなど、
様々な案件が日々入ってきますので、できそうな仕事は勇気を出して
どんどん挑戦していってみてください。

自信がまだ無ければ、値段を格安にするという手もあります。
最初は安めの値段で見積もり応募してみて、自分の実績・スキルを磨いていくといいと思います。


いかがでしたでしょうか?
プロのイラストレーターになるのは意外と簡単だということがお分かり頂けたかと思います。
絵は皆さん日々練習されているかと思うので、あとは行動力と勇気、です。

大変なのはプロデビューしてから。
色々な仕事をしていくにつれて、色々な壁が出てくるので、
都度問題を解決していくことになると思います。
でもその壁を乗り越えていくたびに、あなたは立派なイラストレーターとなっていくのです。
なのでぜひ早めにデビューして、プロとして少しずつ実績を積んでいってください!
夢を目指すみなさんを、影ながら応援しております。


もし何か質問などがあればお気軽にコメントください^^

映画『グリーンマイル』を観ました(ネタバレ注意)

映画『グリーンマイル』を観ました(ネタバレ注意)

名作と言われている、映画『グリーンマイル』を観ました。
実は観るのは初めてだったのですが、かなり泣いてしまいました。

ストーリーについて少し書くので、もしまだ観てないという方は、
ネタバレになってしまうかもしれないのでご注意ください。


この映画は、死刑囚監房の看守ポールと、不思議な力を持った死刑囚ジョン・コーフィとの話でした。

私が涙ボロボロで泣いた山場のシーン。
ジョン・コーフィが本当は無罪ということがポールには分かったのですが、
2日後に迫る死刑は覆すことができず、ポールとジョンが話し合うシーンです。

ジョン・コーフィの不思議な力とは、神のような奇跡の力で、病や死にかけている者を治せるというものでした。
彼はその力の代償(?)に他人の心が見えてしまうという辛さも抱えていて、
毎日のように繰り返される殺人・犯罪・・・悪人の心を見続けるのに疲れてしまったと、
脱獄を進めるポールに、自分はもう生きていたくないと話しました。


どうにもできなかったジョン・コーフィの死刑執行。
無罪どころか、ポールの病気を治し、所長の奥さんの病気を治し、
死刑囚デルのペットのネズミも生き返らせてくれたジョン・コーフィを、ポールは自らの手で殺さなければなりませんでした。
そしてジョン・コーフィは死にました。


観ている途中、私はジョン・コーフィが死刑を免れて助かって欲しいと願いましたが、
願いは叶わず無罪の彼は予定通りに死んでしまいました。

私は思いました。
「こんな、無罪の人間が助からず殺される映画が、何故名作と言われこんなに感動するんだろうか・・・?」


名作映画と呼ばれる映画は、観ている人に最後には満足感を与えてくれます。
映画を観ていて、自然と「こうなって欲しい」と私たちは思うのですが、
最後にその願いを映画は叶えてくれるのです。
そして観ている私たちは満足します。

『グリーンマイル』では、「無罪のジョン・コーフィが助かって欲しい」と私は願いましたが、
ジョン・コーフィは助からずに死んでしまいました。


でもその先を観ていると、満足する理由がちゃんとありました。
ジョン・コーフィは、死刑執行の前に、その奇跡の力をポールとネズミに少し分け与えてくれました。
そのせいか、ポールとネズミは寿命が長くなり、普通よりも長く生きています。
ジョン・コーフィは死んでしまったけれど、ポールとネズミに命を分けて彼らの中で生きていたのです。


そしてポールは、ジョン・コーフィを殺してしまったことを罪に思い後悔していました。
長く生き続けられることになったが、その分、愛する人たちの死を見なければならず、それが自分の罪への罰だと彼は感じていました。
タイトルになっている“グリーンマイル”というのは、処刑場へと続いている廊下の汚れた緑色の床から来ているのですが、
彼は最後に、「人間には、ひとりひとりに、それぞれのグリーンマイルがある」
と話しました。

生きているからには必ず死が待っているもので、私たちは皆それまでの猶予を過ごしている。
タイトルの『グリーンマイル』とは、人間の人生そのものを表しているのかもしれないですね。



ストーリーは最初に、タイトル含めストーリーの中で複線と呼ばれる幾つかの疑問や願いを私たちに投げかけます。
それを最後に、疑問は解決され、願いは叶えてくれます。
私たちはそうしてストーリーに満足感を感じます。


そういえば、『タイタニック』でも、ジャックとローズの幸せを願いましたが、
最後に助かったのはローズだけでジャックは死んでしまいました。
でも、貴族のお嬢様で他人が決めた人生を生きなければならないことが辛く、死のうとまでしていたローズは、
ジャックとの出会いで、自分で自由にやりたいことができる人生を手に入れ、
自由で幸せな人生を長く生きることができました。
ジャックは死んでしまいましたが、ジャックの生き方がローズの中で息づき、ローズが幸せに長生きしたことで、
私たちは満足感を得、この映画は名作となりました。



駄作と言われるストーリーでは、疑問や願いが叶わず、
満足感を得ることができず、私たちは不満を感じてしまいます。

ただ、観ている者が願った通りに解決されると、また私たちは不満を感じたりしてしまう生き物だったりします。


「疑問・願いは叶って欲しいが、裏切って欲しい。
 私たちを満足させる結末の範囲で、上手に裏切って欲しい。」


そんな願いを、観ているときに私たちは抱いているのですね(笑)



すべてのストーリーには、たがわずこのような願いが期待されます。
私たちストーリーテラーに課せられた人々の期待。


私たちストーリーテラーは、観ている人の願いを叶えながら、上手に裏切らなければいけないのです。

難しいですね・・・・・・!

色の置き換え

色の置き換え

今日、とある地元の私鉄に乗っていて、
座席のシートのテントウムシのような水玉模様を
なんとなく見ていたら、ふとあることに気づきました。

テントウムシの代表(?)、ナナホシテントウの模様は、
赤と黒の2色の水玉模様ですが、
その座席のシートは、赤と青の2色の水玉模様でした。

だからどうしたという感じですが……(笑)

赤と青の水玉模様は、赤と黒の組み合わせよりも、
新しいような、モダンな印象を感じました。

そこで、カラーイラストなどで、
普段黒にする箇所を、青にしてみたら
どうなんだろうか?
と思い、ラフですが早速実験してみました。

実験イラスト
左右2つはほぼ同じ絵ですが、
左の絵の黒の部分を、右では青に置き換えています。

左のほうは普通の黒ベースですが、
ちょっと野暮ったくありませんか?
右は、黒を青にしただけですが、
野暮ったい感じがかなり無くなっているように
感じませんか?

色って不思議なもので、
他は何も変えてないのに、
黒を青に置き換えるだけで、
こんなに印象が違ってしまうものなのですね。

今回は「黒→青」でしたが、
「黒→赤」など他の色で試してみるのも、
また印象が違ってきそうで、面白そうです。

私もわりと絵柄が古くなりがちなのですが、
もしあなたのイラストが「ちょっと野暮ったいんだよな…」という時には、
この方法を試してみたら簡単に印象を変えられるかもしれません。


少しでも参考になれれば幸いです。

それではまた!