カテゴリー: 講座

記憶に残る漫画を目指す

先日、ストーリー作りに悩んでいる方に向けて、
とあるツールを作り公開したのですが、早速ちょこちょことご反応を頂けており、とても嬉しいです。
今は無料で公開していますので、ぜひあなたも使ってみてください。
実用性抜群で、自分も使っております(笑)
『ストーリー作りのフレームワーク』




ところで、漫画を描く上での重要なことがありましたので、書いておきますね。

今、あなたが取り組んでいる漫画に、
読んだ人の記憶に残るような大きな特徴はありますでしょうか?

たとえば、読んだ人があなたの漫画を思い出すときに、一言で簡単に言い表せるかどうか、
というのを考えると良いと思います。


具体例としてはこんな感じです。

『ワンピース』→海賊王を目指すヒューマンドラマ。
『ドラゴンボール』→願いを叶える7つのドラゴンボールを集めるアクション漫画。
『クレヨンしんちゃん』→ちょっと変わった幼稚園児を囲むほのぼの系家族漫画。
『NARUTO』→忍者&かっこいいアクション。
『スラムダンク』→不良がバスケ部に入って成長していく。
『セーラームーン』→セーラー服&美少女たちが敵と戦う。
『ぼくの地球を守って』→転生した少年少女たちの再会といざこざ。
『ぼくらの』→子供達が自分の命と引き替えにロボットを操縦し地球を守る。

このような感じで、簡単に言い表せられるほど、読んだ人の印象・記憶により残る漫画となります。




漫画を雑誌に投稿したとき、編集部ではたくさんの応募作品を審査します。
そのとき、個性のない埋没してしまう漫画は、編集さんたちの記憶にも残らず、
結果先行落ちしてしまう恐れがあります。

まあ、このあたりを考えるに当たっては、編集部=読者さんで問題無いので、
とにかく読んだ人の印象に残る漫画を目指すといいです。

今までになかった発想や、その人だけにしか描けない漫画、意外な組み合わせや・・・、
そのほか色々方法はあると思います。

記憶・印象に残る漫画作り。
これがとても大切です。
もしあなたの漫画にこれが足りていなかった場合は、これを足していくといいですよ。


さて、今日はこのへんで・・・。
またお会いしましょう(^^)/

好きなことを育てる

こんばんは^^
真夜中の更新です。

分かっている大事なことがもうひとつあります。
「好きなこと」は大事にしたほうが絶対にいいです。
動物が好き、ロボットが好き、子供が好き、空を見るのが好き、
超常現象が好き、人間観察が好き、などなど……。

漫画家志望にとって、それは大切な武器になります。

好きなことは人それぞれだから、想像する楽しい世界も、人それぞれ。
その根源はすべて、あなたの好きなことです。

たくさん出てくる、大きいものから小さなものまで、
好きなことを無視せずに、大切に、財産としてください。
初めはただの小さな種のようなものですが、
丁寧に育てていくと、あなたにとっての宝物になります。

それを大事にしながら漫画を描くことで、他の誰にも描くことができない、
あなただけの漫画になります。
それが技術よりも何よりも、人の心を動かせる、尊いものなんです。

もし今まで気にしていなかったなら、是非気にしてみてください。
きっと大きく変わってきます。
自分と向き合って、自分に問いかけること、
漫画家になるにはそれが重要です。

雑誌に持ち込みに行って編集さんに描きたいものを伝えたら、
編集さんはきっとそれを伝えられるようにするための手助けをしてくれるでしょう。
けれどそれを持っていないと、路頭に迷ってしまう場合があります。

漫画家は描きたいものがあって描く、編集さんはそれの手助けをする。
その単純な仕組みを分かっているだけで、ぐんと道のりは近くなるでしょう。
だから、好きなことを大切にし、そして育ててください。

どうやったら育てられるのかは……、また次の機会があれば書こうと思います。
それではまた(^^)

楽ちん水彩講座

おはようございます…!
絵を描いてたら朝でした…m(_ _)m

先日Twitterでこのブログの方向性のアンケートをとってみました。

内容はこんな感じでした。
①技術を知りたい(絵や原稿の描き方)
②技術以外を知りたい(テーマや物語作りや考え方など)

結果、だいたい半々くらいだったのですが、少し①の技術のほうが多いという結果でした。
というわけで今回は技術的なものをば。



実は最近ずっとやってみたかった水彩にようやく手を出してみたのですが、
スキルはまだまだですが意外と簡単に入門ができたので、
水彩やってみたいと思っている皆さんにそれを教えたいです。
水彩をやりたいやりたいと思いながら、
「水張り」というのをしなくてはならないというのがあるようで、
それが面倒臭がりな自分にはハードルが高いなあと思っていたのが、
なかなか手を出せなかった原因でした。

しかし・・・、水張りをしなくても、ある程度までは描けるというのが判明しました!

ので、楽ちんな水彩のやりかたの手順になります^^




<楽ちん水彩>

①小さめのスケッチブックに鉛筆で下絵を描く。
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②「証券用」インクで、ペン入れをする。
できたら消しゴムで鉛筆線を消す。
image.jpegimage.jpeg

③水彩絵の具をパレットに適当に出す。
使いたい色をなるべく全部このタイミングで出しておく。
水を入れたコップなども近くに置いてください。
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④とくに水張りとかせず、そのまま、
水多めにちょびっとずつ絵の具を溶かしながら、
薄い色から、だんだん濃い色を塗り重ねていく感じで塗っていく。
多少余白が残ったりはみだしたり雑でも、味になる! くらいの気持ちで塗っていくのがいいです。
image.jpeg

⑤塗ってる範囲が、まだ乾かないうちに別の系統の色を乗せてみたりすると、
深みが出たり面白くなります。
これは髪の毛に黄色を塗った後、緑を重ねています。
image.jpeg
⑥そのシーンを想像しながら(朝の光が溢れてるなあとか)、
もくもくと塗っていき、完成!

だいたい1時間くらいで完成できちゃいます。水彩早い!!
今回は最初に出した色のみで、追加なしで塗り終わりましたのでなお早かった。
image.jpeg

以上の手順で、これくらいの水彩絵ができちゃいます!
簡単(*^▽^*) !!

私は絵を描くのには、感情をのせるために、ある程度のスピードが必要だと思っているのですが、
デジタルだとなかなか早さが出なくて、苦手でした。
まあ下手というのもありますが^^;
でも水彩だとめちゃくちゃ早いので、
頭にあるイメージや気持ちを直に伝えられる感じがなんだかします。

私のように、水彩やりたいなあと思いつつ、
なかなかハードルが高くてできていないというあなた!
ちょこっと勇気を出してぜひチャレンジしてみてください~!
新しい世界が開けるかも・・・・!?

それでは、また(^^)/

漫画家志望の最初の壁

こんばんは^^
以前、漫画家になりたいと思ってから、私の前に長い間立ちはだかっていた大きな壁がありました。
「0を1にするのが一番難しい」
最近、誰が言った言葉かは分からないですが、
この格言(?)を聞く機会があり、本当にそうだなあとしみじみ思いました。
というのも、私の前にずっと立ちはだかっていた壁はまさにそれだったからです。
もしかしたらこれを読んでいるあなたは、
この壁にぶち当たっているかも知れませんね。
それは、1作目の投稿漫画を完成させる、ということです。
これは、本当に本当に難しいです。
漫画の描き方さえよく分からない状態から、まず初めての作品を完成させること。
私は小さい頃から絵を描いてきて、小学校の時に漫画家になろうと決めたのですが、
これがずっとどうしてもできなかったんです。
結局、25歳でやっと、初めて描き上げた投稿漫画を投稿しました。
その時好きだったコミックフラッパーさんに持ち込み投稿したのですが、
わりと良い評価を貰えて、一応努力賞に入れて貰えました。
私のこれは、本当に遅すぎです^^;
これはもう、大失敗レベルです。
そのせいで何年も無駄にしてしまいました。
だから、もしこれを読んでいるあなたがまだ初めての投稿漫画を描き上げたことが無かったら、
今すぐに取りかかってまずはこれを突破して欲しいです。
私と同じ大失敗をしないでください。
これができて、やっとスタート地点なので、とにかく早く突破することが最重要です。
初めての漫画を描き上げることが、なぜそんなに難しいのか?
当然技術的なものもありますが、
とくに、「完璧主義」にならないことが重要です。
「なんかちがう」と、何度も何度も書き直すのは、大切なことですが、
それで完成させられなければ、元も子もありません。
なので、○月○日までに完成させる!と、締め切りを設定してください。
これもものすごく重要なので絶対に設定してください。
あとは目標の完成日までにがむしゃらに頑張るだけです。
先ほども言いましたが、設定した締め切り内に仕上げることが一番の目的なので、
描き直しなどは間に合う範囲で行ってください。
間に合わない描き直しは、タブーです。
それをすると、何年も描き上げられない病に陥ります^^;
もうとっくに初投稿なんかしたよって方は、問題なしなのでこのまま突き進んでください。
まだの人はとにかくこれを頑張ってください……!!
大失敗をやらかした、私の切実な願いです。
それでは、また明日お会いしましょう^^

読み手の行く先、目的を設定する。

こんばんは!
また日が過ぎてしまいましたが、今日も行きます!
実は昨日また、気づいたことがありました。
漫画というものは、読む前と読んだ後で、読者さんの心を、
何かしら変えてなければいけないものだと私は思います。
読者さんをどこへ連れて行くのか?
必ず目的を設定する必要があるのではと思いました。
例えば具体的には、今私はカラスの漫画を描いているところなんですが、
カラスは嫌われ者だけど、本当は素晴らしい鳥なのだと、
読者さんに知ってもらいたいです。
もちろん、楽しみながら、というのは欠かせません。
こういう軸みたいなものって、
原稿を目の前にしていると、いつの間にかブレてしまうことが、
本当に大いにあります。
だから、分かりやすく机の目の前に、
目的を紙に書いて貼っておいたらいいかなと思いました。
そうすれば、道に迷わないかもしれない。
私は、たぶんいつも道に迷っているのかもしれないです。
そして中途半端な漫画に仕上がってしまう。
木を見て森を見ず、と言いますが、
本当の目的を忘れないようにすることが、
きっとすごく大事なんじゃないかと思いました。
今回はこのようにして描いていこうかと思います!
何事も試してみないと分からない……!
とにかく試しながら進んで行こうと思います。
それでは、また明日お会いしましょう(^-^)/

節約的ベタ塗り

こんばんは!
三連休の一日目、いかがお過ごしでしょうか?
さてさて今日は、ツイッターでお悩みの方をお見かけして、
私がやっている、ベタ塗りの節約術を紹介しようと思いました(笑)
まあ、やることは簡単です。

<用意するもの>
■ぺんてる筆ペン
■開明墨汁
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筆ペンは筆部分が神で、細かいベタ~広いベタまで何でも対応できる万能文具です。
ただ広いベタなどを塗るとすぐにインクが無くなってしまう問題が……。

それを、開明墨汁で解決させます。
ただ筆ペンに、開明墨汁をつけてベタをするだけでいいです(笑)
これでベタ問題はオールOK!

一応注意する点としては、インクの付け具合ですね。
ドボッっと奥まで付けないのがコツです。

余談ですが、筆ペンの筆先にたまにちょろっと毛が出てしまって、
ベタがめちゃくちゃやりにくい!!! ということがありますが、
そうなった場合は、ハサミでそのチョロ毛を切ればOKです。
以前私もそうなって悩んでいたときがありましたが、早く切ればよかった(笑)

それではまた明日お会いしましょう!(^^)/

絵の上達の最短ルート

こんばんは!

さて、「絵をもっと上手く描けるようになりたい」と、
あなたは思っているかもしれません。
そういうときに、何をしたら一番上達するのか?
ということについて私なりのコツをお話しします。

答えは簡単。
ずばり、
「実物を見て描く」
です!!!

一番ベストなのは「実物」ですが、なかなかこれを描きたいというときに、
その対象が近くに無いかもしれません。

なのでその場合は、
「写真を見て描く」、でも大丈夫です。
今はGoogle画像検索などがあるので、描きたい対象を画像検索すれば、
すぐに写真が出てくるから便利ですね。

実物または写真をよく見ながら、できるだけ精巧に模写をするのが、
結局一番上達の近道なんですよね。

また細かく観察すれば観察するほどに効果があります。

『HUNTER×HUNTER』という漫画はご存じでしょうか?
私の大好きな漫画です(笑)
その中で、クラピカが念の修行で、鎖を具現化する練習があったかと思います。
本物の鎖を、観察したり、触ったり、舐めてみたりして、鎖を分かろうとしていましたね。
そして、そこに鎖がなくても、
そこにあるようにイメージして具現化することができるようになりました。

実はまったくこれと一緒です!
描きたいものについて分かれば分かるほど、それが描けるようになるんです!

鎖のこの手触りを再現したい、とか、犬のあの毛並みを再現したい!とか、
そういう気持ちが再現率をUPしてくれるのです。

多くの場合は、人物をうまく描けるようになりたいと思っているかもしれません。
漫画は人間が命ですからね。

その場合は、自分を鏡で見て描くか、身近な人にモデルになってもらって描くか、
Googleなどで写真をみつけて描くかすればOKです。
携帯で自分の写真を撮るようにすれば、
あらゆるポーズ・角度の写真を撮れるので特にオススメです。

こちらを今までしたことが無い場合は、
正しい練習法に出会わなかったせいで遠回りをしてしまっていたかもしれません……。
すぐに始められるので、今日からでもチャレンジしてみてください!


またお会いしましょう!(^^)/

男女を描き分ける5つのポイント

こんばんは、千田晶子(ちだしょうこ)と申します。
会社員兼イラストレーター兼漫画家志望をしている者です(笑)
ジュゲムでブログをやっていたのですが、訳あってこちらに引っ越してきました。
これからよろしくお願いいたします^^

記念すべき最初のブログ記事、何にしようかなあと考えていましたが、
やっぱりやりたかったことをやっていこうかなと……(笑)
というわけで、まだまだ未熟者でお恥ずかしいところもありますが、
男女を描き分ける自分なりのポイントをお伝えしてみようかなと思います!

まずはこちらをご覧下さい。

女の子.jpg男の子.jpg

人柄も似ている、男女の双子……のような設定で描き分けてみました。
一応補正はしたんですが、見づらかったらすみません;
次回は鉛筆書きじゃないほうが良いかな……^^;
左が女の子、右が男の子です。
こうやって並べてみると、結構違っているのが分かりますね。

描き分けの大きなポイントを、下記に抜粋してみましたので、
よろしければご参考頂けましたら幸いです!


■①顔の縦の長さ
女の子は童顔に、男の子は面長に描く。
特に鼻すじの長さに差を出すといいです。

■②目の大きさ
女の子の目は大きく、男の子の目は小さめにする。
女の子の目はキラキラさせたらなお良いかもしれません。

■③首の太さ
女の子の首は細めに、男の子の首は少し太めにする。
首を太くするほど、筋肉質な感じが出ます。

■④肩幅
女の子の肩幅は狭く、男の子の肩幅は広めにすると、性差が出ます。

■⑤胴のライン
女の子の胴は、ひょうたんのようなイメージで描くのがコツです。
胸・ウエスト・お尻と、膨らんで・細くなり・また膨らむように描いてください。
男の子の胴は、胸からお尻まで、ストンと下に一直線に近い形で描くと、性差が出ます。


以上の5つを注意して描けば、結構男女差を出すことができるのではないでしょうか。
男女の描き分けが苦手な方は、是非挑戦してみてください!

それでは、また明日お会いしましょう~(^^)/