月別: 2016年8月

写真模写の仕方

写真模写のやり方が分かりにくかったので、
実際に描いたものを例として載せてみます。
基本的には、鉛筆かシャーペンで写真そっくりに描き写します。
人物デッサンの勉強の場合は、
下記のように、人物の体がどうなっているかが描けていればいいです。
どんな場合もよく観察することが大切です。
観察80%、描写20%くらいの気持ちの入れ方です。
「こうなってるのか~!」と楽しみながら模写をしていくと
人体の理解がどんどん身についていくはずです^^

ちなみに、人物デッサンの勉強でない場合、
例えば、水に反射している風景の練習、とかなら
どう水に反射しているのかをよく観察しながら描きます。


カッターで削った鉛筆で描いたもの。
カッターで削ったもので無くても良いです。
yuka16011201IMG_5612_TP_V
模写1

シャーペンで描いたもの。
TAKEBE160224160I9A0307_TP_V
模写2

人物写真模写はとてもスキルアップになるので、
ぜひたくさん描いてみてください^^

漫画『スケッチブック』を読んで驚いたこと

最近面白い漫画を読みたくて、Twitterで皆さんのオススメ漫画を教えて貰ったんですが、
早速教えて頂いた『スケッチブック』という漫画を読んでみました。

確かに面白くて、一気に最後まで気持ちよく読んでしまったんですが、
それに加えて、私的にはかなりの衝撃がありました。

ここ数ヶ月かで、ハリウッド映画を中心に観て、
面白いストーリー作りの方法を研究していました。
もちろんすごく勉強になって、
面白くて新たな発見の連続だったんですが、
まさかの、それが覆された衝撃でした(笑)

『スケッチブック』は、美術部に入部したちょっと天然な女の子と、
個性豊かな美術部員たちの日常を、四コマ漫画で描いたほのぼの漫画です。
一人一人のキャラがとても個性的で、
それぞれのキャラたちがどのように毎日を過ごしているのかを
読者として観察するのが、とっても楽しいです。

で、ハリウッド映画のストーリー構成の勉強をしていたところだったので、
『スケッチブック』のその構成に驚きました。
全て四コマなんですが、起承転結とか、オチとか、
あるにはあるけど、なんとなくあるかな?くらいの感じなんですよね。
終始ゆったりまったりしてて、オチとかよりも、
楽しい感じでキャラ達の生活を描いている。
そんな感じでした。
でも、面白くて、なんとなくずっと見ていたくなる。

こんな漫画の作り方もあるんだ~と思いました。
漫画家志望をやっていると、
なんとなくついつい、30ページくらいのストーリー漫画を
描こうとしてしまいがちな雰囲気がありますが、
もっと漫画は自由に描いていいはずですね。

この『スケッチブック』の面白さは、
個性的なキャラ、です。
それだけがこの漫画の面白さのほとんどを占めているんですが、
その一つでこれだけ面白くなるんですね。
本当に驚きです……。
シンプルイズベストっていう言葉を思い出しました。

漫画っていうジャンルは、
ぱっと見てすぐ分かるというすごい長所を持っているけど、
あまり長いストーリーが詰め込めないという欠点があります。
例えば小説と比べるとわかるんですが、
私は漫画のプロットを小説のように文字で書くのですが、
30ページくらいの漫画だと、
小説で言えば、ショートショートくらいの情報しか入りません。
下手したらもっと短いかも、といった感じ。

だから、ストーリー構成も確かにひとつの面白さを伝える方法だけれど、
面白さを伝える方法は、ストーリー構成だけではないんだな、と思いました。

漫画は、一人一人の描き手がそれぞれ思っている、
「これが面白い!」というものを分かりやすく伝えようとして出来るものです。
それを伝える方法は、ストーリー構成だけではなく、
色々な方法があるのですね。

ちなみに、何かしらストーリーが入っていた方が、
面白さは増すのですが、完璧なストーリー構成に
こだわらなくてもいいわけです。

この漫画を読んで、このことに気づかされたので、
私にとってはすごく衝撃的だったのでした(笑)


他にも皆さんに色々オススメ漫画を教えて貰ったので、
ちょっとずつ読んでいきたいです。


『痛み』イラストメイキング

『痛み』イラストメイキング

こんにちは^^
今日は先日描いた『痛み』というお題イラストのメイキングを載せてみます。
覚え書きとしてプチメイキング的な感じで……。
せっかく持っているPainterXが宝の持ち腐れにならないように、
ちょっとずつでも使い慣れていけたらいいなあ。
参考になるか分からないですが、何か役に立てたら嬉しいです。


①百均の落書き帳に鉛筆で描いて丸ペンでペン入れをしたものを、
スキャナーでパソコンに取り込み、フォトショップのレベル補正で綺麗にしたところです。
痛み01
②PainterXにて、線画で間違えてたりで重ね描きしている余計な線などを消して、
用紙テクスチャを荒目チャコールペーパー(確か…)に設定し、
乗算レイヤーを上に一枚作り、チョークブラシの角チョークで適当に塗り潰しました。
痛み02
③先ほどの乗算レイヤーに、同じく角チョークで
肌や水着や髪の毛のベースカラーを手塗りでべた塗り。
痛み03
④同じレイヤーに同じく角チョークで、
影とか赤みとかを書き足しました。
痛み04
⑤はみ出した部分を、同レイヤー上・角チョークで
多少汚くなっても上から塗り潰すようにして目立たなくして、
最後に良い具合の構図になるようにカットして完成です。
痛み05

今回の絵は角チョークブラシのみを使って塗ってみました。
ペインターはデジタルだけどアナログっぽい絵になるところがとても楽しいです。
ブラシの数とか機能がありすぎて全然使いこなせないけど…^^;
でも可能性があって夢が広がりますね。

それでは、また!

要素分解という考え方

こんにちは。
今日もセミたちが元気に鳴いています。
お盆休みにも入り、夏真っ盛りですね。

最近、とても役に立つ考え方を知ったので、
ぜひ皆にも伝えたいと思い、書いてみたいと思います。
“要素分解”
という考え方です。


漫画や創作をしていると、困りごとが度々起こります。
例えば、

・漫画が描き上がらない
・ネームが描けない、進まない
・小説が途中で止まってしまう
・プロットが作れない
・ストーリーが途中から思いつかない

などなど。
創作をしている私たちにとっては、
よく直面する困りごとなのではないかと思います。

“要素分解”の考え方は、そういった時に役立ちます。


“要素分解”とは、
一つの物事が頭の中だけでは整理がつかない時に、
物事を要素ごとに分解することです。

具体的な例を上げてみますね。

最近私はブログの文章を書くときに、
この要素分解を使い始めたのですが、
今回、実はこの要素分解についての記事を書くに当たって、
下記の要素をあらかじめ準備してから書きました。

『要素分解という考え方』
1.要素分解についてさわり
2.度々ある創作での困り事
3.要素分解とは?
4.創作への応用

今まで最初から最後まで頭の中で浮かんだことを文章にしていたので、
ちょっと文章が分かりにくいなあと思うことがあったのと、
行き当たりばったりで書くとどう書いたらいいのか分からなくて
書きたくても書けないことも多かったのです。

でも何かを伝えたいと思ったとき、
実際に書き始める前にこうやって簡単に記事の構成(項目)を作っておくことで
文章がより分かりやすく、楽に書けるようになりました。
・・・どうでしょうか?
以前と比べて、かなり違ってきたと思います。


これはブログ記事についてですが、
創作でも同じ原理が使えますね。
ようは、自分にとってハードルが高いと思ったら、
要素分解を使って、さらに段階を踏めばいいわけです。

・漫画が描き上がらない
 →プロット&ネームで道を作ってから漫画原稿を書く
・ネームが描けない、進まない
 →プロット(要素分解)でだいたいの道を示してからネームを書く。
・小説が途中で止まってしまう
 →書きたいことをあらかじめ簡単に要素として書いておく(プロット)
・プロットが作れない
 →より大きい要素でプロットを作ってから、細かいプロットを作る
・ストーリーが途中から思いつかない
 →他の人の作品を要素分解してみて、構成を分析し参考にする


“要素分解”。
この考え方は色々なところに使えるはずです。
もしあなたが悩んだとき、解決方法のひとつとして
思い出してもらえれば幸いです。


ではでは、また!
何かご意見ご質問などありましたらお気軽にコメント下さい^^

イラストレーターになる方法

久しぶりの更新です。
暑い日々が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、室温が33℃になると頭が痛くなって熱中症になるということに去年気づいて、
早めに保冷アイテムとかクーラーで調整するようにしています。
皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけください!

Twittarを覗いていると、「イラストレーターになりたい」とか、
「イラストレーターになるのが夢」と書かれている方を時々見かけます。
私は、数年前からイラストレーターとしてイラストの仕事をさせて貰っていて、
一応イラストレーターという立場にいるので、なり方を知らない方に向けて、
プロのイラストレーターになる方法について書いてみたいと思います。

さて、プロのイラストレーターとは、具体的には何を指すのでしょうか?
答えは単純で、イラストを描いてお金を貰う、ということです。
イラストを仕事にするということですね。
このことは、難しいと考えてしまいがちなのですが、
実は案外簡単なことだったりします。

世の中には、自分は絵を描けないから、代わりに絵を描いて欲しい、
という人が結構沢山います。
お金をいくらか払ってでもお願いしたい、という人です。
個人レベルでもあるし、企業や団体の場合もあります。
例えば、小説を書いて本を出したいんだけどそれに挿絵を入れたい、とか、
会社のパンフレットにイラストを入れたい、とか、
今度開催するイベントでTシャツを作りたいがそのイラストが欲しい、……などなど。
そういった望みを抱えている人が、沢山いるのです。

そこで、彼らはどうするのかというと、
インターネット上には、そういった要望を持つ人たちと、
イラストが描ける人たち(イラストレーター)を繋げてくれる、
仲介サイトのようなものがあり、そこで自分の望んでいるイラストレーターを探して、
イラストを描いて貰うのです。
イラストレーター側はそこで仕事を貰い、イラストを描いて、納品後お金を貰います。

そういった仲介サイトは、探せばいくつもあるかと思いますので、
興味があれば色々探してみるのもいいかと思いますが、
今回は分かりやすくシンプルにということで、おすすめのサイトを一つ紹介します。
ちなみに私もここで仕事をさせて貰っています。

Skillots(スキロッツ)「頼みたい」と「頼まれたい」をつなぐソーシャルサービス

私は漫画やコミック調のイラストを得意としているのですが、
たぶんこのブログを読んで下さっている方は、そういう方が多いんじゃないかと思います。
このスキロッツは漫画やコミック調のイラストの仕事が比較的多いので、
その点でおすすめです。

こちらにクリエイターとして登録をしておくと、
仕事を受注できるようになり、イラストレーターとしてデビューができます。
でも、登録しておくだけではなかなか仕事の相談が来ないので、
募集している案件をこまめに見て、やりたい仕事に積極的に応募するのが良いです。
仕事を募集しているお客さんは、
応募してくれたクリエイターの見積もりや作品例などを参考にして、
ニーズにぴったりなクリエイターを選び、仕事を依頼します。

Skillots/漫画やイラストの募集中案件


もしかしたら、こう思う人がいるかもしれません。
「自分はまだまだ技術が足りないから仕事にするのは早いかな……」
その気持ちはよく分かります。
私も前はそう思っていました……。
でも、ある時ふと思いました。
「技術を充分習得した」と思うときは、果たして来るのだろうか? と。
否。
イラストレーター、漫画家、その他クリエイターにとって、
きっとそう思うことはおそらく一生涯無いのだと思います。
私たちは一生涯、決して満足すること無く、その技を磨き続けるのだと思います。
それがクリエイターというものではないでしょうか。

それでも不安があるなら、こちらも参考までに見てみると良いかもしれません。

Skillots/最近完了した案件

上記をご覧頂けば分かるように、ある程度の技術があれば、
プロとして仕事を受注することが可能です。
上記を見た上でもやっぱりまだ自分の技術が足りないと感じる場合は、
もう少しスキルを上げるのに専念しても良いでしょう。
でもせっかくだから自分の作品例も載せて、クリエイターとして登録しておけば、
もしかしたら自分の画風を気に入ってくれる人が声をかけてくれるかもしれませんので、
とりあえず登録だけでもしておくのはおすすめです。

ただ実績を積まないとランキング下位のままで、お客さんの目になかなか入ってこないので、
相談が来なくても自信をなくさなくて大丈夫です。
私も募集案件に応募してない時は、常連さん以外はほぼ声がかかることはありませんので(笑)

クリエイターとして登録したら、
ぜひガンガン見積もり募集案件に見積もり応募してみてください。
そして初めてのイラストの仕事を受注することができ、納品し、お金が支払われたら、
あなたはもうプロのイラストレーターになったということです。

あとはもうたくさん仕事を受けて、
イラストレーターとしてどんどん実績を積んでいってください。
仕事をすればするほど、自分の描けるものの幅も広がって、
どんどんできそうな仕事も増えていくと思います。
ゲームイラストとか、トレーディングカードのイラスト、キャラクターデザインなど、
様々な案件が日々入ってきますので、できそうな仕事は勇気を出して
どんどん挑戦していってみてください。

自信がまだ無ければ、値段を格安にするという手もあります。
最初は安めの値段で見積もり応募してみて、自分の実績・スキルを磨いていくといいと思います。


いかがでしたでしょうか?
プロのイラストレーターになるのは意外と簡単だということがお分かり頂けたかと思います。
絵は皆さん日々練習されているかと思うので、あとは行動力と勇気、です。

大変なのはプロデビューしてから。
色々な仕事をしていくにつれて、色々な壁が出てくるので、
都度問題を解決していくことになると思います。
でもその壁を乗り越えていくたびに、あなたは立派なイラストレーターとなっていくのです。
なのでぜひ早めにデビューして、プロとして少しずつ実績を積んでいってください!
夢を目指すみなさんを、影ながら応援しております。


もし何か質問などがあればお気軽にコメントください^^